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お釈迦様の教え12

―合掌礼拝―

最近、仏様に手を合わせる事が少なくなったような気がする。

昔は道端のお地蔵さんや、宝塔様に自然に合掌したものだが、そのような場所や風景が道路事情や家の事情でなくなって来ている事が、非常に残念である。

それなりに信仰心が薄れた感がある。

葬儀場での法要では、お焼香の方に気が行って合掌する事がおろそかになる。
会場の係員が色々と作法を教えるが、その場であれこれ言われても、毎日の習慣があっての作法であって、急に出来るものではない。

仏法僧三宝に香をたむけるが、正式にはその場での大導師だけが三回するのであって、その他大勢の僧侶は何人いても一回のみ、一般の方のお焼香も、一回が正式である。

宗派によって定義がまちまちである事が、一般の人達の迷うところで、合掌もしないでお焼香を二回・三回で行う姿・様子が目に浮かぶ。

仏様に合掌する事は、仏様を敬う事で、何事も相手を敬う態度があってこそ、家庭円満・世界平和が現実になる。

世の中が平和である年にしたいものです。

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